宇宙はその発生のときから進化膨張を続けていると言われています。また、その反面、宇宙にはブラックホールがあり、未知の空間につながっているとも言われてます。 2010年より針金を使って編み上げる作品を作り始めました。制作している間に「クラインの壺」というフォルムにたどり着きました。みなさんご存知のメビウスの帯の立体版と考えていただければご理解いただけるでしょう。それは永遠に巡る空間。宇宙空間を想像させる不思議な空間です。最近、制作しているときに網目が座標軸のようにも見えることに気づきました。宇宙空間は決して規則正しい座標を持っていないと思っていたので網目がその座標軸のように感じるようになったのです。今回のテーマは題して『The coordinates of the universe』、この宇宙区間の座標軸を想像しながら制作しました。
nisai® / 熊谷信夫
熊谷信夫
大阪ブリキ玩具資料室 代表
1948年 大阪生まれ 1971年大阪梅田の阪急ファイブでオモチャと雑貨の店『あしたの箱』開店。ブリキ玩具の取り扱いを始め現在に至る
1978年 大阪ブリキ玩具資料室開設 1979年『ブリキのオモチャ』刊行
1985年 讀賣新聞社PR誌vol.85 讀賣カラー百科『おもちゃ図鑑』執筆
1989年 鉄人28号の復刻生産始める
2000年『ブリキのオモチャ』復刻増補版をグリーンアロー出版社より刊行
2003年 有馬玩具博物館開館の際3階展示室の日本のブリキ玩具展示を担当
2010年 4月11日東京新聞日曜版 原稿執筆
2010年までに30アイテムを超えるブリキ玩具を製品化
2010年11月 『ギャラリーあしたの箱』の『Wind up ART』展で作品発表* JUG JUG CUBE *WIRE MESH JUGLLER
2010年12月 ブリキのおもちゃをモティーフにした『まいごのりんご』発行 [ 2001年ボローニャ国際絵本展入選作品(文・熊谷眞由美/絵・田中友美子)]
日本人形玩具学会 会員日本人形玩具学会発表*学会誌(人形玩具研究 かたち・あそび)第16号『明治のブリキ玩具(二十世紀初頭)産業としてのオモチャの出発点(2006年1月)*学会誌(人形玩具研究 かたち・あそび)第18号『ブリキのおもちゃは生き残れるか?』(2008年3月)*学会誌(人形玩具研究 かたち・あそび)第19号『ブリキ玩具の製法』の発表を終えて(2009年3月)
2011年7月『Happy Maker in 高野山2011』アーティストとして展示
2011年11月『おおさかカンヴァス』で作品を展示(大阪府庁正面ホール)
2012年1月『ブリキのオモチャ』iPad電子版を(株)ノース・ヒルより刊行
2012年7月 『有馬温泉路地裏アート』参加
2012年9月 『Art Shower 2012 project at CASO』参加(海岸通ギャラリー・CASO)
2012年10月『Art Stream 2012』参加 大阪心斎橋大丸北館
2013年3月 『Art in office CCC AWARDS 2012 』入選 作品はCCCメインオフィスエントランスホールに1年間展示
2013年6月 『Art Shower Exhibition 2012参加作家によるグループ展』参加 (海岸通ギャラリー・CASO)
2013年10月 『 THE EXHIBITION of WIRE NET WORK by nisai® 』 京都川端二条下がるgalerie wissraum Kyotoで初の個展
2014年3月 『MONSTER Exhibition 2014』 優秀賞 東京渋谷駅前ヒカリエ8階 8/01 Court
2014年7月 『MONSTER Exhibition 2014 in NYC』 ANNEX ART SPACE (hpgrp GALLERY NEW YORK)
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